大切なものに、想いを込めて、ひとつにまとめることをテーマに居場所をつくりました。忙しい毎日の中で、ここだけの時間・ここだけの体験をあなたにお届けします。
CREPE&DRINK TATENOICHIは稲取温泉旅館組合で企画・運営するカフェです。 「包む」をテーマに、稲取の食材を使ったクレープとドリンク、ゆったりできる内装と次世代のプレイヤーの活動拠点になる広場を設けています。 また、クラウドファンディングにてご支援をいただき、サスティナブルなまちの取り組みにチャレンジしています。
ニューノーマルな次世代の温泉街を、まずはここ、TATENOICHIから目指していきます。
私たちはこのカフェをつくるにあたり、私たちの自慢であるこの自然を守っていくためにサスティナブルな取り組みを推奨しています。カップやカトラリーなどへの再生材の活用、食材も地産地消を心がけています。まだまだ走り始めたばかりですが、今後もサスティナブルな取り組みを推進し、このまちへの貢献を進めていきます。
観光客や地元客以外にもワーケーションなど仕事でも使えるゆったりと長時間滞在できる空間です。稲取の食材を使ったクレープやオリジナルドリンクを提供します。
屋内広場では屋台を設置し、地元の食材の販売や、これから稲取で事業をしてみたい次世代プレイヤーの支援するための拠点となっております。
幼稚園·小·中·高と地元の学校、東京 武蔵野調理師学校·製菓科を卒業後、稲取のパティスリーに就職、その間、東京のパティスリーへ研修もさせて頂きました。退職後は主婦業をこなしながらイベントに出店をしたり、個人様のデコレーションケーキを作っています。稲取は私にとって特別な場所で、沢山の魅力を皆様に届けたいと思います。
稲取温泉旅館協同組合の瀧・定居・加藤です。 私たちはおなじ町に生まれた同級生で、3人ともそれぞれ旅館業育ちという共通点もあり、幼い頃からこのまちで過ごし、今では16軒の旅館が加盟する旅館組合をまとめる立場にもなりました。昨今のコロナ禍の影響を受け、稲取温泉でも例外なく大打撃をうけましたが、マイナス面だけを考えるのではなく、あたらしい観光の形を考え直す契機だと前向きに捉え直し、このまちの仲間と一緒にニューノーマルな時代の「次世代の温泉街」の姿を実現するためのディスカッションを重ね、今回その具体プロジェクトとして温泉街にある空き店舗をリノベーションし、稲取温泉の未来をつくる「新業態カフェ」を立ち上げました。
私たちの住む稲取温泉は静岡県賀茂郡東伊豆町にある温泉街です。東京から車で3時間、特急踊り子号で東京駅から2時間半の場所にあります。
伊豆半島の中の半島のような地形にまちが広がっています。半島らしい地形で海と山までたくさんの魅力がコンパクトに詰まっています。
有名な金目鯛をはじめとした魚介類から、ニューサマーオレンジやイチゴなどの山の幸まで季節ごとにたくさんの自然の恵みを享受できるまちです。
湧出する温泉の泉質は塩化物泉で、海を一望できる好立地な旅館が多く、カップルからグループ、家族まで、様々なスタイルにマッチしたおもてなしを心がけています
また、最近ではリノベーションによって新しい施設が生まれ、ワーケーションのまちとしても賑わいはじめています。こちらは8年前に芝浦工業大学の建築学生がまちの空き家を改修したことから活動が続き、「関係人口」として毎年数十人の学生がこのまちの出入りしています。
リノベーションした物件の運用を行うOB団体がNPOとしてまちづくりを行う活動を展開するなど、地元の人と町外の人が一緒になってまちの未来を考えていく取り組みを展開しています。
私たちは従来の観光人口だけではなく、関係人口が増えることで、これからの温泉街のあるまちの未来のの兆しが見えていると感じています。
「一度は訪れてみたいまち」から、「人生の中で何度も通うまち」へ。
だれかの暮らしの中に溶け込んだまちを作っていきたいと考えています。